無料で企業や店舗のPRができるGoogleマイビジネスとは?
マーケティング
2018.06.28
Googleマイビジネス登録とリスティングの最適化、きちんと行われている?
飲食店や販売店舗、企業などのローカルSEO戦略において重要な第一歩になるのが、GoogleマイビジネスというWEBサービスにローカルビジネスのリスティングを登録確認することです。
この作業をきちんと行なっておくと、無料リスティングによって新たな顧客の呼び込みがしやすくなります。
またGoogleマイビジネスの扱いにはトラブルに繋がりやすいポイントもありますので、利用のメリットだけでなくデメリットや注意点もきちんと把握しておくべきだと言えるでしょう。
今回は、無料で店舗や企業PRに使えるGoogleマイビジネスというツールについて、正しい活用法を徹底解説していきます。
Googleマイビジネスとは?
Googleマイビジネスとは、Googleプレイス(Google マップ)とGoogle+ページを連携させることによって、WEB上の集客力をアップする店舗情報サービスです。
このツールを使う時には、まず下記のURLにアクセスして住所・電話番号・対応可能な決済方法・営業時間といったビジネスにおける基本情報を登録する必要があります。
https://www.google.co.jp/intl/ja/business/
こうした簡単な手段で登録完了するGoogleマイビジネスは、ほとんどの企業が入力だけで満足してしまい、リスティングの最適化ができていない実態があるようです。
またこのツールを自社の広告をして上手に活用するためには、最初に行う情報登録だけではNGとされる理由も知っておく必要があると言えるでしょう。
Googleマイビジネス登録後は、定期的なログインが必要
Googleマイビジネスの中に基本情報を掲載したら、定期的にこのWEBサービスのダッシュボードにログインをして、「自社のリスティングに不要な変更が加えられていないか?」のチェックをする必要があります。
例えば、普段からお店に通ってくれている常連のお客様などが、オーナーによる承認を必要とする変更の提案をした場合、ダッシュボードの中に変更が保留中であるという通知が出てくる形となります。
また掲載ビジネスに関して多くの情報が把握できるように、質問回答ができる仕組みを有するGoogleマイビジネスの場合、競合相手などが悪質な返答をすることにより、お客様に混乱を与える誤情報が登録されてしまう可能性もあるのです。
こうした機能により登録者以外にも情報の書き換えに近いことができてしまうGoogleマイビジネスを使う際には、定期的にダッシュボードにアクセスして掲載内容のチェックが必要になると言えるでしょう。
Googleマイビジネスに投稿する
Googleマイビジネスには、GoogleマイビジネスのナレッジパネルやGoogle マップ上に公開されるミニ広告とも言える投稿機能があります。
別ページへのリンクや画像掲載、行動喚起(Call to Action)などもできる投稿機能を使うと、自社のイベントやセールなどの情報をGoogle検索してくれた新たなお客様にも知らせることができます。
また多彩な使い方のできるGoogleマイビジネスの投稿機能には、新製品の購入ページへのリンクや、幅広い人に読んでいただきたいブログ記事のURLと説明を掲載するといった活用法もあるようです。
ここに掲載したイベント情報は、設定日が過ぎるとデフォルトのビューから自然と削除される形となります。
また新しい投稿を作成した方が良い時期にリマインダ送信をしてくれるGoogleマイビジネスは、自社のリスティング広告を放置しがちなSEO担当者の皆さんにも使い勝手の良いツールとなりそうです。
Googleマイビジネスの予約ボタン機能
Googleマイビジネス上より直接申し込みを受けられる予約受付は、美容室や飲食店、セミナーといった事業を行う会社にとって、新規顧客獲得に活用しやすい機能です。
この機能を使えるようにしておくと、Googleより自社情報の検索をしてくれたお客様が、その場で予約を入れるという好循環が生まれます。
またGoogleがサポートするスケジューリングプロバイダのアカウントを有するユーザがリスティングを登録すると、Googleマイビジネス内に予約ボタンが自動追加される形になるようです。
Googleマイビジネスのオンラインレビュー
Google検索結果やGoogle Mapsのリスティング隣に表示されるオンラインレビューは、消費者の信頼や検索順位、クリックスルー率といったさまざまな部分で影響を及ぼす存在です。
例えば、ある企業による調査によると、97%の消費者がローカルビジネスのオンラインレビューを読んでいるという結果がでています。
また12%のユーザ日々オンラインツールを使ってローカルビジネス探しをしているという報告もありますので、Googleのガイドラインに従ったレビューの依頼などにより戦略的に情報を収集することも新規顧客獲得には欠かせない対策になると言えるでしょう。