2018年AIチャットボット導入サイト5選
その他
2018.03.16
レオパレス21バーチャルデスク
賃貸住宅の管理を行うレオパレス21では、一人ひとりに合った物件情報を提示するために、チャットボットが利用されています。
その名も、AI店員による仮想店舗「バーチャルデスク」。
住宅情報を探しているユーザーは、バーチャルデスクにアクセスし、チャットボットの質問に答えていくことで、自分に合った物件を見つけることができます。
「最寄り駅」や「予算」などの基本的な質問に答えていくと、条件に合う物件だけがピックアップされます。
さらに学生ユーザーの場合は、最寄り駅をひとつだけに絞り込まなくても、大学名を答えることで周辺の物件など、通学に便利な物件を絞り込むことができます。
大学進学をきっかけに一人暮らしをする学生にとって、最低限の情報を伝えるだけでインターネット上でも実店舗のようなスムーズなやりとりができるのは大きな魅力ですね。
近所に実店舗がない場合や、夜遅い時間に部屋探しをしたいとき、バーチャルデスクが活躍します。
STRIPE DEPARTMENT パーソナルスタイリング
これまで、インターネット上のアパレルショップでは「試着や接客ができない」という点で、実店舗との決定的な差がありました。
しかし、「STRIPE DEPARTMENT」が提供するパーソナルスタイリングでは、さまざまなシステムを導入することにより、インターネット上でも充実したサービスを実現しました。
まず、試着をして気に入らなければ返送できる「試着サービス」を導入。
さらに、チャットボットとのやりとりによって最適なアイテムを絞り込むことで、インターネット上でも実店舗のような接客サービスを可能にしました。
パーソナルスタイリングでは、サイズ、スタイル、予算などの基本情報だけでなく、どんなファッションが好きかなどの情報を伝えます。
それらをもとに、スタイリストがマッチするアイテムや、コーディネートを提案。
普段、自分では選ばないものも含めて、プロの視点から似合うアイテムをチョイスしてもらえるため、店舗へ足を運んだときに近い満足感を得られます。
PEACH AIチャットサポート
航空会社の「Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)」。
飛行機を利用する上では「支払いに関して」「飛行機の設備に関して」「トラブルに関して」などを確認したいユーザーも多いものですが、Peach Aviationはインターネット上の受付窓口としてAIチャットサポートを導入しています。
AIによるサポートの魅力は、なんと言っても多言語に対応できること。
航空会社はその性質上、日本だけでなく世界中の利用者に対応しなければいけません。
しかし、従業員が対応するとなると、相手に合わせて英語が得意な社員、タイ語が得意な社員などを当てがう必要があります。
しかしAIチャットサービスならオペレーターを揃えなくとも、幅広い言語に対して高精度な応対が可能になります。
24時間体制で、満足度の高い受け答えが実現できるため、オペレーターの負担も減り、企業側にとっても人件費の削減につながるなど多くのメリットがあります。
ユニ・チャーム 大人用おむつNAVI
ユニチャームでは、人に相談しづらいおむつの利用にまつわる質問を、チャットボットのマキさんが受け付けています。
特に、はじめて大人用おむつを利用するときに便利なのが、チャット内で質問に答えていく「おむつ診断」です。
マキさんの質問に答えていくだけで、一人ひとりに合った商品を提案してくれます。
チャットでは、おむつを利用するのは自分か、自分以外かという質問からはじまり、自分でトイレに行く頻度はどのくらいか、介助は必要かどうかなどを確認します。
それぞれにおむつを使う環境は違うからこそ、状況を考慮するための質問をきちんと揃えているのが魅力です。
さらに、「お肌は弱いかどうか」「装着感とモレならどちらがより気になるか」など、/em>より詳細な情報も踏まえて、商品を絞り込んでいきます。
これまで、大人用おむつについて知識がかなかった人も、マキさんに相談することでスムーズに最適な商品を見つけられるのがうれしいですね。
東京西川
寝具メーカーの東京西川では、公式サイト上にチャットシステムを導入し、ユーザーの質問に24時間体制で答えています。
新しい商品の購入を検討するユーザーの質問から、現在東京西川の商品を利用しているユーザーの悩みまで、あらゆる質問に対応しているのも特徴です。
例えば「商品の寿命はどのくらいか?」「洗い方や、管理方法は?」といった質問に対し、丁寧に答えてくれます。
知りたい内容が明確な場合は、チャット上の入力フォームへ文字を入力すれば、打ち込んだ内容からよくある質問とその回答を導き出してくれます。
さらに「商品について」という大まかなカテゴリから、相談したい内容を選択し、絞り込んでいくこともできます。
「商品のカビについて」「商品の臭いについて」など、カテゴリの中から知りたい情報をチョイスしていくだけで、問題解決につながります。
購入時の参考にできるのはもちろん、アフターサポートとしても活用できるサービスです。