スタートアップ国家・イスラエルから生まれた画期的なアイデア 8選
マーケティング
2017.03.25
スタートアップ国家の代表・イスラエル
「The Global Startup Ecosystem Ranking 2015」で世界第二位に輝いたイスラエルは、アメリカに次ぐスタートアップ国家として近年知名度を高めるようになりました。
テクノロジーの研究開発に力を入れるイスラエルには、世界各国から投資が集まる傾向があるため、スタートアップ業界における活況という意味でも注目すべき存在と言えそうです。
今回は、日本の皆さんにも参考にしていただきたい、イスラエルから登場したスタートアップアイデアを8つご紹介します。
オリジナルテーマで地図が作れる!Mapme
自分の見やすいように地図をカスタマイズできる、大変便利なシステムです。
複数人でひとつの地図を編集することが可能であるため、会社やコワーキングスペースなどで導入するユーザがたくさんいます。また顧客の所在地や温泉といった多種多用なテーマで地図編集ができますので、趣味のサークルにもおすすめのサービスと言えるでしょう。
三井住友海上とも提携!iOnRoad
三井住友海上も提携・共同開発しているカー・セーフティアプリです。スマートフォン装備のカメラとセンサー、GPSを使ったこのサービスは、前方の車両を探知することで追突の回避ができる仕組みとなっています。
三井住友海上から発表されたMy Safe Driveでは、車間距離アラートだけでなく安全運転のスコア機能も兼ね備えているため、交通事故の軽減という意味でも十分に社会貢献できる内容だと言われています。
溺れている人を発見してアラート!EYEONN
EYEONNは、アメリカで頻発している水難事故を防止するために開発された技術です。
水中で溺れた人の動きを読み取って、システムがアラートを出す仕組みとなっています。プールの所有者や管理者のスマホに通知する以外に、緊急電話のガイダンスに繋げることもできますので、早期救助にも繋がるシステムと位置づけて良いでしょう。
トレンドを即買いできる!TrendiGuru
雑誌の画像をクリックするだけでファッションアイテムの購入ページに飛ぶ、お洒落女子に嬉しいサービスです。
好きなモデルの写真や記事をクリックするだけで類似のファッションアイテムが表示されるといった工夫も行われているため、ユーザの「こんな商品が欲しいなぁ」という願いを叶えてくれる画期的な仕組みと言えそうです。
ゴミ収集ルートの非効率性を回避!GreenQ
自治体、政府、ゴミ収集業者向けに開発された、ゴミ収集ルートの最適化に繋がる話題のシステムです。
GreenQのセンサー端末をゴミ箱に付けると、ゴミの量と収集場所から最適な収集ルートが導き出されます。またセンサーにはRFIDタグが採用されていますので、離れたところからタグの編集ができる点も非常に優秀なサービスの証と言えるでしょう。
ラケットスポーツをサポート!Pulse Play
卓球、テニス、スカッシュといったラケットスポーツをする人々を支援するシステムです。
スポーツ中でもワンタッチでスコアの記録やアナウンスができるため、「いま何対何だっけ?」という課題が簡単に解決できます。また統計結果から改善点を教えてくれる機能もありますので、ラケットスポーツの上達にもおすすめのアプリと言えそうです。
カーライフの充実を支援!Waze
コミュニティ主導でリアルタイムの渋滞とルート情報を提供する、ターンバイターンナビゲーションアプリです。
周辺で最も安いガソリンスタンドやスピード違反検知などもできる仕組みとなっているため、マイカーライフを充実させるアプリとしてさまざまなメディアで紹介されるようになりました。
ガソリンのリアルタイム表示機能の提供後、半年でユーザ数が1,000人も増えているため、今後の展開や活況という意味でも期待度の高いサービスと言えそうです。
灌漑施設の運営サポート!Saturas
木の幹にセンサーを取り付けることで、植物の水分状態を性格に測定可能となる世界で唯一のシステムです。
イスラエルの農家たちによって提案されたSaturasは、現在、灌漑施設を必要とするワイナリーや果樹園、綿農園などでも活躍しています。
また2016年にはイスラエルのインキュベーターThe Trendlines Groupから2回目の資金調達に成功していますので、今後の動向も期待されているアイデアだと位置づけて良いでしょう。