リクルートや資生堂など、コンテンツマーケティングの事例5
マーケティング
2015.11.11
コンテンツマーケティングは日本の大手企業でも実践されている!
自社コンテンツを使って集客や購買行動の促進を促すコンテンツマーケティングは、日本の大手企業でも実践されているマーケティング手法です。
特に近年では、オウンドメディアをきっかけに顧客との良好な関係を作る企業が急増しているため、今後もコンテンツマーケティングの話題性は高まり続けると言えるでしょう。
今回は、日本の大手企業で実践されているコンテンツマーケティングの事例をご紹介していますので、ぜひ自社メディアの運営に役立ててみてください。
Beauty&Co(資生堂)
2012年の4月に開設された「Beauty&Co」は、資生堂が得意とする「美と健康」をテーマとしている女性に人気のサイトです。
美容ジャーナリストやウォーキングトレーナーなどの「美の専門家」がコンテンツを執筆しているため、専門性の高いダイエットや美容情報を求める女性に嬉しいサイトとなっています。
またBeauty&Coは、資生堂のビューティーコンサルタントが美容に関する相談をサポートする「おうちで美容相談」とも提携していますので、ユーザとのコミュニケーションツールの提供という意味でも、コンテンツマーケティングに成功した事例と言えそうです。
YAMASA RED(ヤマサ醤油)
YAMASA REDは、ヤマサ醤油のファンユーザによって盛り上がっているコミュニティサイトです。
特集レシピのコンテンツページでは、「男性の心を掴むデコ弁当」などのレシピがたくさん掲載されていますので、デート用のメニューを考える女性を中心に、SNSでのシェアが急増しています。
また「FOOD CLIP」や「FOOD CALENDAR」などのアプリを使えば、自分が作った料理の写メを可愛らしくデコレーションして、友人や知人と共有することができますので、「食を通したコミュニケーションツール」という形でも、多くの女性がコンテンツを利用していると言えそうです。
ねむりラボ (オムロンヘルスケア)
オムロンヘルスケアによって運営されている、「自分にぴったりの眠りを見つけること」をコンセプトにしたサイトです。
全てのコンテンツが「眠り」に関係する内容のため、不眠傾向に悩む人でも、自分に必要な情報が探しやすい構成となっています。
またページ内では、良質な眠りをサポートするオムロンの睡眠計やパーソナル加湿器なども紹介されていますので、「ユーザの購買意欲を高める」という意味でも、自然な流れが作れているコンテンツマーケティングの事例と言えそうです。
アイリス暮らし便利ナビ(アイリスオーヤマ)
アイリスオーヤマによって開設されている「アイリス暮らし便利ナビ」では、健康、節電、掃除、洗濯、料理という幅広いコンテンツが詰まった話題のサイトです。
コンテンツ内には、四コマ漫画のキャラクターを使った「自社製品のモニターレポートページ」も用意されているため、アイリスオーヤマの製品の特性が知りたい人でもブログ感覚で記事を楽しめます。
また多くの女性が気になっている美容や健康の情報も充実していますので、アイリスオーヤマの商品と無縁の生活をしている人でも、自然にコンテンツに触れられやすい設計になっていると言えるでしょう。
そのような意味でも、ユーザに見つけてもらうコンテンツを多数配信している「アイリス暮らし便利ナビ」は、コンテンツマーケティングの成功事例と考えて良さそうです。
就職ジャーナル (リクルートキャリア)
リクルートキャリアで運営している、「いつか社会人デビューする大学生」をターゲットにした就職情報サイトです。
大学生のアルバイトやひとり暮らしなどのコンテンツも充実しているため、入学したばかりの1年生でも十分に楽しめる内容となっています。
また実際に大手企業に内定した先輩たちのインタビュー記事も用意されていますので、就職活動のコツや、自分がなりたい職業に関する情報収集もしやすいコンテンツが多いという特性もあるのです。
学生時代の過ごし方を中心に就職ジャーナルのコンテンツを参考にした大学生たちは、就職活動の本番に突入した際に、リクルートキャリアのサービスを利用する傾向が高いです。
そのような意味でも、「就職ジャーナル」というサイトを通したコンテンツマーケティングは十分に成功していると考えて良いでしょう。