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GoogleのPageSpeed Insightsの点数改善策 4選

SEO対策

2015.12.04


PageSpeed Insightsの活用でユーザから愛されるサイトに!

Googleから提供されているPageSpeed Insightsは、ユーザにとって使いやすいサイトを作る上で欠かせない「表示スピード」の部分を点数化してくれるツールです。

表示スピードの速いサイトは、ユーザエクスペリエンスが高いため、結果として「多くの人に愛される存在になりやすい」というメリットが得られます。

今回は、GoogleのPageSpeed Insightsの点数を改善する方法を詳しくご紹介しますので、自社サイトを客観的に分析してみてください。

 

GoogleのPageSpeed Insightsとは?

PageSpeed Insightsは、デスクトップ端末や携帯端末向けのページにおけるパフォーマンスを計測するツールです。

モバイルユーザエージェント用とPCユーザエージェント用という2つのURLを取得することで、「そのサイトのパフォーマンスをどのぐらい改善できるか?」を測定していきます。

PageSpeed Insightsによって行われる測定は、下記の2つがメインとなります。

・ページ全体の読み込み時間
・スクロール不要で見える範囲のコンテンツ読み込み時間

 

ネットワーク環境の悪い場所でも正しい測定ができますか?

ページの表示速度がネットワーク環境にも依存することを考慮しているPageSpeed Insightsでは、ネットワークに依存しないサーバ設定、画像、JavaScript、HTML 構成、CSS などの外部リソースの使用方法などの要素だけを重視して測定・点数化をする仕組みです。

提案された内容を実装することで、ページの相対的なパフォーマンスは確実にアップしますので、表示スピードに関する問題がある場合は、必ずPageSpeed Insightsを利用した方が良いと言えるでしょう。

SEO対策の観点からも、点数が高い方が効果的ですので確実に対応、チェックするようにしましょう。

 

わかりやすいアイコン表示!

PageSpeed Insightsでは、赤、黄、緑のアイコンによって重要度や優先度を表示します。

「赤の感嘆符」が表示された場合は、PageSpeed Insightsから提案された問題を修正することで、ページのパフォーマンスが大幅にアップします。

「黄色の感嘆符」の場合は、赤ほどのパフォーマンス向上ではなくなりますが、サイトの質を高めるためには実践した方が良い修正内容と言えるでしょう。

また「緑のチェックマーク」の場合は、PageSpeed Insightsによる計測では「大きな問題が見つからなかった」という状態となりますので、表示速度に問題がある場合は自社内のネットワーク環境などを見なおした方が良さそうです。

PageSpeed Insightsによる評価は基本的に「点数」で行われますが、「自社サイトに実装すべきか?」という部分については、ここで紹介した3種類のアイコンを参考にするのが理想となります。

 

点数改善策1 画像を圧縮する!

WordPressによって作られたサイト内の画像を圧縮する場合は、EWWW Image Optimizerというプラグインを使ってみてください。

「WP Smush.it」などより圧縮率が高い「EWWW Image Optimizer」は、PageSpeed Insightsの評価を実装する上で最適なプラグインとして知られています。

EWWW Image Optimizerでは、今までアップロードした画像データを一括圧縮することができますので、多忙な製作者の皆さんでも簡単にパフォーマンスの向上の策を施せると言えるでしょう。

 

点数改善策2 CDNを使う!

サイトの表示スピードを改善するには、画像や動画などのファイルサイズが大きいコンテンツを効率良く配信する、CDNの設定がおすすめです。

WordPressで作られたサイトの場合は、Photonという便利なCDN設定プラグインを使って表示速度の改善を行ってみてください。

Photonが入っているJetpackは、「たった1つのプラグインで31種類もの機能が使える」という大変便利なプラグインとなりますので、この機会にインストールしておくと良いでしょう。

 

点数改善策3 ブラウザのキャッシュを活用する!

ブラウザにおけるキャッシュ期間が長いと、cssによってデザインを少し変えた際に、結果が反映されないことによる表示スピードの低下や表示崩れなどが起こります。

このような問題を改善するには、cssのファイル名に日付やバージョンを付けて、「変更時は新しいファイルを読み込む」という流れにすることで、PageSpeed Insightsの点数が10前後アップするようです。

 

点数改善策4 独自のソーシャルボタンを導入する!

各サービスが提供しているソーシャルボタンには、目視でもわかるレベルで表示速度が遅いという問題があります。

この部分はPageSpeed Insightsの評価にも大きく影響するため、軽量のソーシャルボタンを独自に作るという策を施してみてください。

独自のソーシャルボタンを作る際には、「シェア画面をポップアップで表示されること」や「ソーシャルアカウントを表示すること」などのポイントを抑えて、PageSpeed Insightsの評価が高まるような、ユーザエクスペリエンスの高いものを設置するようにしてください。

 

まとめ

サイトの品質を高めるためには、Googleから高評価を受けることだけでなく、訪問ユーザに対して「ストレスのないサイトであること」をアピールする必要があると言えそうです。

Googleから提供されているPageSpeed Insightsは、表示速度の部分に関する客観的な評価をしてくれるツールとなりますので、上手に活用して点数を高めるようにしてください。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/


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